玄米ごはんと黒ごま塩の関係
2009年 09月 27日
前回のカルシウムのお話の続き。シニアウィークの参加者の質問の中で玄米ごはんと黒ごま塩についてというのがありました。質問内容は「玄米ごはんを食べるとカルシウムが消費されるのでごま塩を食べた方がいいといわれたのですが、このようなことを聞いたことはありますか」と聞かれました。それについて聞いたことはあったのですが、説明がうまくできなかったため、さっそく家に帰って在学時代のノートを復習しました。
玄米の胚芽は体内の排泄作用があるといわれています。そしてフィチン酸という坑有害成分が玄米には入っていて、それが公害(有害)物質と結合して公害物質が腸壁から吸収されるのを防いだり、排泄を促したりするのです。体内の公害(有害)物質が排泄される時に消費されるのが、カルシウム。そのためカルシウムたっぷりのゴマを玄米ごはんにかけていただくとバランスが取れるのです。また玄米に含まれる食物繊維質とフィチン酸はカルシウム吸収を低下させるので、玄米ごはんだけ食べるとミネラル不足になります。白ゴマと黒ゴマは栄養価にはほとんど差はありませんが、白ゴマの方が少しカロリーと油脂量が多く、リグナン量も多いといわれています。黒ゴマには坑酸化作用の高いアントシアニン(ポリフェノール)が含まれていて油分が少ないので料理に適し、また香りもよいです。すりごまがいいのは栄養の吸収がよくなるからです。
昔から言われている食べ合わせを思い出すと、不思議なくらい栄養バランスが取れています。みんなが栄養学を勉強したわけではないのに・・・・。身体が素直だった(言い方はおかしいですが)のではないかなと思います=自然治癒力も今の人よりはあったと思う・・・。
頭を使って食べるのも大事ですが、落ち着いて身体に聞くのがよいかもしれません。
前回ご紹介できなかった、カルシウム情報の続き
・カルシウムは吸収されにくい栄養素:成人の吸収率は30%前後
・いらいらするのはカルシウム不足
・ビタミンDはカルシウムの吸収を高めます。食べ物だったらきのこ類、魚介類、牛乳に多く含まれるのですが、午前中の太陽に当たるのが最も効果的
・血液中のビタミンDの約80%は日光にあたることによって皮膚でつくられる
・カルシウム吸収を促進するもの:ビタミンD、カゼイン、たんぱく質(牛乳に多く含まれる)、乳糖、オリゴ糖
・カルシウム吸収を低下させるもの:カフェイン、シュウ酸、フィチン酸、食物繊維、リン(肉類や加工食品に多い)、過剰のアルコール、喫煙
玄米の胚芽は体内の排泄作用があるといわれています。そしてフィチン酸という坑有害成分が玄米には入っていて、それが公害(有害)物質と結合して公害物質が腸壁から吸収されるのを防いだり、排泄を促したりするのです。体内の公害(有害)物質が排泄される時に消費されるのが、カルシウム。そのためカルシウムたっぷりのゴマを玄米ごはんにかけていただくとバランスが取れるのです。また玄米に含まれる食物繊維質とフィチン酸はカルシウム吸収を低下させるので、玄米ごはんだけ食べるとミネラル不足になります。白ゴマと黒ゴマは栄養価にはほとんど差はありませんが、白ゴマの方が少しカロリーと油脂量が多く、リグナン量も多いといわれています。黒ゴマには坑酸化作用の高いアントシアニン(ポリフェノール)が含まれていて油分が少ないので料理に適し、また香りもよいです。すりごまがいいのは栄養の吸収がよくなるからです。
昔から言われている食べ合わせを思い出すと、不思議なくらい栄養バランスが取れています。みんなが栄養学を勉強したわけではないのに・・・・。身体が素直だった(言い方はおかしいですが)のではないかなと思います=自然治癒力も今の人よりはあったと思う・・・。
頭を使って食べるのも大事ですが、落ち着いて身体に聞くのがよいかもしれません。
前回ご紹介できなかった、カルシウム情報の続き
・カルシウムは吸収されにくい栄養素:成人の吸収率は30%前後
・いらいらするのはカルシウム不足
・ビタミンDはカルシウムの吸収を高めます。食べ物だったらきのこ類、魚介類、牛乳に多く含まれるのですが、午前中の太陽に当たるのが最も効果的
・血液中のビタミンDの約80%は日光にあたることによって皮膚でつくられる
・カルシウム吸収を促進するもの:ビタミンD、カゼイン、たんぱく質(牛乳に多く含まれる)、乳糖、オリゴ糖
・カルシウム吸収を低下させるもの:カフェイン、シュウ酸、フィチン酸、食物繊維、リン(肉類や加工食品に多い)、過剰のアルコール、喫煙
by asakofoodtoeat
| 2009-09-27 03:43
| 食べ物: Food