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ニューヨークを中心とした食と栄養情報:過去のブログは「ニューヨーク食育&フード事情」http://ebis.nutritio.net/columbia/


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蓮根で体調を整える

いくつかの穴を持つ蓮根は「見通しがきく」縁起のよい食べ物として知られていますが、葉柄に酸を送るための通気孔として穴があります。季節の変わり目に体調を崩さないために蓮根にお世話になる日々が続いています。蓮根を調理していただくだけではなく民間療法にも使用します。
★鼻詰まり:蓮根のおろし汁をガーゼなどに湿らせて鼻につめる→鼻が通る>
★咳止め:蓮根の搾り汁にくず粉と少々の塩とお水を火にかけて作り飲みます

★むくみ:利尿作用を持つため

<蓮根の栄養素>
★主成分:炭水化物
★ビタミンCが豊富:ビタミンCはたんぱく質と共に働いてコラーゲンの生成を促進して粘膜を丈夫に保つ働きを持つ→鼻やのどの効く、風邪の予防、そしてお肌の新陳代謝を活発にするため、シミ・そばかすにも効果的。熱に弱いビタミンCですが、蓮根にはデンプン質が多いので、加熱してもビタミンCが残ります。
★ビタミンB12 が豊富:貧血予防、肝臓によい。
★カリウム、亜鉛、鉄が豊富
★ペクチンやヘミセルロースの食物繊維も豊富:便秘解消、高血圧・動脈硬化予防(食物繊維は腸内でコレステロールを吸着して排出するのでコレステロール値を下げる)に効果あり
★ムチン(糖たんぱく質):蓮根を切ると糸を引くのはムチンが含まれているため。胃腸の粘膜を保護する働きがあり、たんぱく質の分解に作用するので胃腸の負担を軽くする
★タンニン:蓮根の切り口が黒くなるのはタンニンのため。「収れん作用」(タンニンの粘膜作用の変性)は粘膜からの分泌を抑える働きがあるので止血作用、整腸作用の効果がある

栄養たっぷりの蓮根ですが、なかなか立派な蓮根に出会う機会に恵まれません。日本にいた時は蓮根をよく洗って皮をむかずにレンコン湯を作り、お料理にも使用していましたが、
今はもっぱら廣八堂の本葛湯(蓮根)を愛用しています。原材料は本葛粉、砂糖、麦芽糖、蓮根粉末、生姜粉末です。甘さが控えめで、体調が悪くなくても小腹が空いたときに飲むこともあります。
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<レンコン湯>
蓮根の絞り汁:30~50cc
生姜のおろし汁:小さじ1/2又はそれ以下
塩:ひとつまみ
くず粉:小さじ1~11/2杯
熱湯:150cc~180cc
*甘みを加えたければ黒砂糖を加える。
1.蓮根をすりおろして搾る(ガーゼを使って丁寧が理想)でも私は手で搾る。小鍋に蓮根の絞り汁、生姜のおろし汁、塩、くず粉を鍋に入れて、だまがなくなるまで混ぜる。
2.1がよく混ざったら熱湯を注ぎ、火にかける。
3.火にかけながらよく混ぜる。ひと煮立ちして白く濁ったのが透き通ったら出来上がり。
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いつ飲んでも美味しいのですが、体調が悪い時には特においしく感じますよ。是非試してみてください。

廣八堂
http://www.hirohachido.co.jp/

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by asakofoodtoeat | 2009-04-30 13:52 | 栄養:Nutrition

大豆のヘルシーケーキ

大豆アレルギーの方はごめんなさい。先日、友人のディナーにお呼ばれした時に大豆たっぷりのヘルシーケーキ作りました。私が焼いたケーキやクッキーを食べる時に必ず「油は控えめ?」「砂糖は控えめ?」と効いてくる親友も来ることもあって、何を聞かれてもちゃんと答えられるように、いつものレシピに大豆(黒豆きな粉 & 豆乳)を使いました。

☆豆乳のエッグノッグ☆
Egg Nog(エッグノッグ)ご存知ですか?
アメリカやヨーロッパで年末のホリデーシーズンに飲まれるエッグノッグですが、ベースは牛乳、クリーム、砂糖、卵、ブランデー又はウィスキー、ラム酒、シナモンとナツメグで作られます。お酒をいれなくてもOKです。今回のケーキのために豆乳でエッグノッグを作りました。レシピは
★豆乳2C
★卵 4個
★生クリーム1/2C
★ラム酒1/2C
★三温糖(ブラウンシュガー) 3/4C + 大さじ2
★ナツメグ小さじ1
★シナモン小さじ1/2
作り方ですが、飲み物として作るのであれば、最初に卵黄と砂糖を混ぜて・・・と作りますが、今回はケーキに入れてしまうので、卵白と砂糖大さじ2を加えて泡立てたものを別にして最後に混ぜる以外は全ての材料を混ぜます。そして最後に泡立てた卵白を混ぜてふんわり感を作る。

<大豆ケーキレシピ>
材料(直径20cmケーキ型)
★小麦粉1 1/2C+全粒粉3/4C
★黒豆きな粉1/2C
★ベーキングソーダ(B.S) 小さじ1/2 & ベーキングパウダー(B.P) 小さじ1
★卵2個
★オリーブ油1/2C
★無塩バター100g (オリーブ油を使わずにバター200gでもOk)
★三温糖3/4C (黒砂糖を入れずに三温糖1CでもOk)
★黒砂糖1/4C
★シナモンパウダー小さじ1
★豆乳エッグノッグ1 1/4C
★黒蜜
作り方*オーブンを180℃に温める。
1. 小麦粉、全粒粉、きな粉、B.S, B.P、シナモンをふるいにかけて小さなボールへ。砂糖もふるっておく。
2. 大きなボールに溶かしたバターとオリーブ油を入れて、砂糖を少しずつ加えながら混ぜる。良く混ざったら  といた卵を1個分ずつ混ぜる。
3. 2 に1の粉類を少しずつ入れて混ぜていく。半分粉を混ぜたら豆乳エッグノッグを加える。粉類とエッグノッ  グを交互に加えて混ぜると混ざりやすいです。
4. 油を塗った型に3 を流しいれて、トントンと落として空気を抜く。黒蜜をぐるぐるとまわすようにかける。
5. 180℃のオーブンで45分焼く。
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写真はそのケーキなのですが、ちょっと焼きすぎてしまいました。混ぜるときに空気が入
ってしまったためにちょっと蜂の巣みたいのができてしまいました。味は好評でしたが、
生クリームを泡立てて添えてもよかったかも。
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by asakofoodtoeat | 2009-04-23 01:33 | 食べ物: Food
ニューヨーク市ブロンクス区の南西部に位置するサウス・ブロンクスはとても治安が悪いといわれる地域ですが、現在は少しずつ良くなりつつあります。そしてサウス・ブロンクス住民の健康状態も他のニューヨーク市内の区と比較すると最悪の統計結果が出ています。

米国国勢調査局によると、ブロンクス住民の95%はアフリカ系アメリカ人、カリビアン系アメリカ人、ヒスパニック系であり、ブロンクス世帯の50%は貧困層以下の生活にあると言われています。サウス・ブロンクス区はエイズ、喘息、糖尿病、肥満、うつ病を持つ住民が他の地域よりも多いという事でも知られています。
<サウス・ブロンクス地区の保健統計結果>
★ サウス・ブロンクスの住民が糖尿病と診断される率は16%であり、他のブロンクス区12%、ニューヨーク市9%、ニューヨーク州8%と比較すると高いです。1994-2003の間に糖尿病壊疽に罹ったサウス・ブロンクス住民は19%も上昇しており、他の区の上昇率:ブルックリン区6%、クイーンズ区8%、マンハッタン区2%に比べると、とても高いのがわかります。
★ 高血圧症を持つサウス・ブロンクス住民も多い、そして卒中が原因の死亡率は50%である。
★ サウス・ブロンクス住民の肥満率は27% とブロンクス全体の25%、ニューヨーク市の21%。
★ サウス・ブロンクスの男性住民の前立腺がんに罹り、死亡率はニューヨーク市全体よりも50%も高いと言われています。

1990年半ば辺りからサウス・ブロンクスの地域改善活動が盛んになってきています。コミュニティ開発法人組織 - Community based Development Corporation(CDC)=住民主導によるコミュニティ開発が成功を生み出しています。先ずは安全な住居の再生(建設や改修)住民主導が中心となるので、ジョブ・トレーニングもかかせません。他には保育施設、高齢者ケア、ヘルスケアにも重点を置かれ、様々な活動が行われています。

前置きがとても長くなってしまいましたが、ご紹介したかったのは1年半前にオープンした“South Bronx Food Cooperative (SBxFC)- サウス・ブロンクス食料共同組合”です。“物価の高いニューヨークで安価で健康的な生活習慣を維持するのは不可能”を可能変えるとディレクターのネルソン氏。SBxFCのミッションは栄養価の高い食べ物を手頃な価格で提供すると共に体に良いこと(ヨガクラス、料理教室、の提供など)、仕事のスキルアップのトレーニングの提供、環境責任活動について学ぶ等、地元のコミュニティにやる気を起こさせることです。SBxFCは利益に基づいた組織ではないため、メンバーに労働をしてもらい、それによって割引価格で健康的な(フェアトレード、エコフレンドリー、地産地消も含めた)食品・商品を購入できるシステムを設けています。

メンバーになるには入会時に1回きりのメンバー料金を払います。料金は高齢者$40(4000円)、学生$60(6000円)、家族(二人以上)1人$80(8000円)です。メンバーになると、4週間に1回、3時間働かなければなりません。スーパー形式になっているので(名前は食料共同組合ですが)商品の品出しや管理、値札付けなどがメインの仕事だそうです。どれくらいの割引価格で食品が購入できるのか気になりますよね?かなりお得の様ですよ。例えば、メンバー料金$60を払う+4週間に1回、3時間働く=1年間で食費が平均で10~20%倹約できるそうです。

地元の人達の絆が深まり、コミュニティ活動が増えて、地域改善につながる、そして健康になれる素晴らしいアイディアですね。一年半経った現在はサウス・ブロンクス区に2店舗あります。ちなみにニューヨーク市5区にある食料共同組合で古くからあるのはブルックリン区にあるパークスロープ食料共同組合です。

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South Bronx Food Cooperative
3103 Third Avenue
Bronx, NY 10451
TEL: 718-401-3500
Open: 木曜-月曜 (11am-8pm)
http://www.sbxfc.org/index.html

米国国勢調査局
U.S. Bureau of the Census. 2000 Decennial Census. 2005 American Community Survey
http://www.census.gov/
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by asakofoodtoeat | 2009-04-20 14:57 | 食べ物: Food
毎日の食事に気を使っていますか?全粒穀物、野菜&果物、たんぱく質のバランスの取れた食事ですか?私も栄養価の高い&カロリーの控えめな食事を心がけていますが、料理をする時に緑の野菜がメニューに含まれているかが気になってしまいます。赤・黄色よりも緑:グリーンが特に気になります。たぶん子供の頃の記憶がずっと染み付いているのかもしれません。子供の頃によく食べた緑色の野菜はピーマンとほうれん草。母親がシュウ酸の話をしてくれたのもしっかり覚えています。小学生の頃に、両親の小さな頃にブロッコリーはなかったと説明をしながら作ってくれたのはブロッコリーが入ったクリームシチューも忘れません。後々にブロッコリーやアスパラガスが食卓に上ることが増えたのを覚えています。ブロッコリーが日本で一般に普及したのは昭和40年代といわれています。私が小学生だったのは昭和50年代の頃を思い出すと、現在市場に出ている緑色の野菜の種類は確実に増えました。

私のよく頂く緑色の野菜はほうれん草、小松菜、ケール、コラードグリーン、ピーマン、ブロッコリー、アスパラ、レタス、ベビーリーフ、きゅうり、アボカド。野菜の基本的な栄養素は変わらないのですが、味、感触が違うので日々の食事に変化をつけるために様々な野菜を取り入れます。下記に簡単な緑色の野菜と栄養素を挙げました。

ほうれん草:ビタミンAとCの王者といわれているほど豊富。カリウム、鉄、カルシウム、マグネシウム、ルテイン(抗癌性の黄色色素)
ブロッコリー:ビタミンAとC、カルシウム、カリウム
インゲン:ビタミンAとK、食物繊維
ピーマン:ビタミンAとC
アスパラガス:ビタミンA、ルテイン、リコピン
アボカド:食物繊維、カリウム、一価不飽和脂肪酸
アーティチョーク:食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄
ケール:ビタミンA,C,K, β―カロテン、ルテイン
青リンゴ:食物繊維、カリウム
キウイ:ビタミンC、カリウム、食物繊維
洋ナシ:ラフランスのように緑色の種類。カリウム、食物繊維
緑茶:ビタミンA,C,E, カテキン

このリストをみるとビタミンAとC、カリウム、食物繊維など骨の健康に良いものだけではなくて目や皮膚にもよいものが多く含まれています。カルシウムも含まれていますが、豊富なカルシウム摂取は魚類、乳製品からがよいでしょう。
緑色の野菜を料理する時にレモン汁を少々絞ることが多いのですが、これは野菜の変色を防ぎ、ビタミンCの酸化と損失を防ぐ効果があるからです。私がよく作るのはインゲンの炒め物なのですが、これはアスパラでもよく作ります。
<簡単レシピ>
インゲンをさっと茹でる→にんにくとねぎのみじん切りをオリーブ油(和風にする時はごま油)で炒めてインゲンも加えて炒めて塩コショウ(和風バージョン:しょうゆや味噌)→火を止める直前に細かく刻んだ松の実や他のナッツ(和風バージョン:ごま)を混ぜて、少々レモン汁を絞る。すっぱくなりすぎないように~。
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デザートでは熟れる前の洋なしを半分に切ってクリームチーズやカッテージチーズにハチミツを混ぜたものをのせてオーブンで焼いたりします。日々の食生活でどれくらい緑色(赤、黄色、白など)の野菜や果物を食べているのか意識をしてみると、食生活改善のモチベーションにもつながるのではないでしょうか。スーパーに行くと特に見落としている栄養価たっぷりのものがたくさんありますよ。Go Green活動が盛んな中、ちょっとグリーンなフードも意識してみてくださいね。
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by asakofoodtoeat | 2009-04-16 01:51 | 栄養:Nutrition

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by asakofoodtoeat | 2009-04-16 00:00 | コンタクト: Contact
先日、ジム仲間の筋肉マンの友人に「君はスーパーウーマン=体力がある+ストレスなさそう」だと言われました。風邪はあまり引かないかもしれません。ストレスはありますが、友人達に助けを求めています、しょっちゅう。でもスーパーウーマンと言われたのをきっかけに元気いっぱいの秘訣を挙げてみました。
<心のために>
1.音楽を聴く・歌う:仕事しながら音楽を聴きながら歌う。好きな曲を聴きながら物事を進めると、それに対するストレスが減るのを感じます。運動をする気分でなくてもアップビートなお気に入りの曲を聴くとパワーが増してどんどん走れるのです。これはイギリスの研究でも実証されています。トレッドミル(ラニングマシン)で音楽を聴きながら走った人と音楽なしで走った人を比較した結果、音楽を聴きながら走った人の方が速いスピードだったそうです。
2.水セラピー:水に浸かること。お風呂に浸かる、プールで泳ぐ、海に行く。
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3.ストレッチ:疲れが取れない、だるい時にストレッチをすると、ストレス度がわかります。考え事していたり、物事に追われているときの体はとても硬いです。
4.きちんとした服装をする、化粧をする。お気に入りの真珠のピアスを運動時つけてやる気をあげることもあります。
<食べ物>
1.朝食はお腹が空かなくても何か食べる:朝食って大事なのはわかっているのですが、お腹が空いたーと起きることの少ない私。しかし頭をすっきりさせるため+エネルギーを蓄えるための朝食は:豆乳で入れたカフェオレ、Kashi社の“Go Lean”シリアル3/4 カップ、小さなりんご又は他の果物。日本に帰るとごはんにお味噌汁の朝食を頂いてホットするのですが、風土のせいもあるかと思いますが、こちらでは体が受け付けない。イギリスのCardiff 大学が行った研究では朝食を食べた人は食べなかった人よりもストレスによっても発散されるコルチゾル(Cortisol:副腎皮質ホルモン)の分泌量が低かったという結果が出ています。似たような研究は他にも多々あります。高コルチゾルは血圧・血糖を高め、免疫機能低下の支障があります。
**朝食抜きダイエットや朝食に生姜紅茶ダイエットも試しましたが、昼に何を食べようかと気分が落ち着かず、長続きしませんでした。
2.炭水化物+たんぱく質の食事とおやつ:体がエネルギーを使う時に必要な炭水化物、そしてエネルギーを必要な時に維持するのに大切な栄養素のたんぱく質。他の栄養素ももちろん毎食取り入れていますが、欠かせない組み合わせは炭水化物とたんぱく質。ごはんやパンの炭水化物にお魚、お肉、豆類、乳製品のたんぱく質。おやつにはダークチョコレートにナッツ、レーズンなども多いですが、運動後によく頂くのはバナナ+無脂肪ヨーグルトに煎って粉状にした黒豆をかけたおやつです。運動後に何を食べるかって筋肉疲労予防にも大事です。
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3.水分摂取:水分摂取は身体に栄養素・血液の流れを良くするのにとても大事ですが、摂取量と排出量のバランスが大事。1日2Lの水を飲むと肌に良いという情報を試して体がむくむという経験などはありませんか?飲んでも排出量が(運動、排尿などから)少ない、水分代謝が悪く体に滞ると「水毒」の原因になります。
4.食物繊維の摂取:私の食生活は食物繊維が豊富です。全粒穀物(毎日欠かせない玄米ごはん)、温野菜中心、果物。消化器官が深いだと、体がだるいだけではなく、気分も落ち込んでしまいます。食物繊維たっぷりの食事で便通もすっきり。ただお腹が緩い時は摂取量を控えめに。
5.オメガ3摂取:私の以前のブログ「ニューヨーク食育&フード事情」でもよく話題にしていたオメガ3。オメガ3系脂肪酸と呼ばれる不飽和脂肪酸で血中コレステロールを下げる役割、血の流れを良くする働きがあることから心臓病予防にも薦められています。またオメガ3は体にグリコーゲン(貯蔵グルコース(血糖))として蓄えられるため、体の主な貯蔵エネルギー源でもあります。に私のオメガ3摂取は亜麻仁油(Flax Seed Oil)、亜麻仁種子を粉末にして料理に混ぜる、くるみ、キャノーラ油から。

上記に加え、7~8時間の睡眠と料理をすることもパワーの源です。でも本当に寝てしまっては課題が終わらないという状況にいた時は1日4~5時間でも全然平気だったので、気の持ちようもあるのかもしれませんが。そして時間のある時は旅行、とにかく旅に出るのが好きです。でも何が一番大事って小さな頃に祖母に言われ続けた「何が体に必要か、体に聞いてみなさい」=「Listen to Your Body」です。それ以来自然と体に耳を傾けていることが多いかな。

*ニューヨーク食育&フード事情
http://ebis.nutritio.net/columbia/

*オメガ3の記事fromニューヨーク食育&フード事情
http://ebis.nutritio.net/columbia/2007/06/

*音楽と運動の研究
The effects of music tempo and loudness level on treadmill exercise.
Edworthy J, Waring, H. Ergonomics, Vol.49 (15):1597-1610
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by asakofoodtoeat | 2009-04-13 14:19 | ダイエット: Diet Therapy
ニューヨーク市のマンハッタン区の北部に位置するハーレム ”Harlem”。西側のウェスト・ハーレム、中心のセントラル・ハーレム、東側のイースト・ハーレムに区分されています。イースト・ハーレムは他のハーレム地区よりも治安が悪いと言われてきましたが、ここ数年でコミュニティーガーデンや子供達の知育、徳育、体育を促進することを目的にハーレムチルドレンセンターなどが作られて、住民にとって住みやすい地域づくりが進んで行われています。2001年に元クリントン大統領が地域改善も一つの目的でハーレム地区に事務所を移しましたね。

そんなイースト・ハーレム地域改善活動の中心的な存在として関わっているのは前回コロンビア大学教育大学院の栄養プログラム100周年記念のイベントのスピーカーとしてご紹介したマンハッタン区長Scott Stringer氏。イベントでStringer氏は主に未来のニューヨーク食生活についてスピーチをしてくださいました。ニューヨーク市長のBloomberg氏の環境イニシアティブとしても活躍されていらっしゃるStringer氏のお話にはとても迫力があり、なおかつユーモアもあり、市民をどんどんひっぱる力があるのを感じました。日本にもこのような存在がトップにいて欲しいとつくづく思う・・・。2009年の公共議会ではもっと他の地域のお手本となるような革新的な食政策を提案しました。
http://www.mbpo.org/uploads/FoodInThePublicInterest.pdf

彼の活動力はあらゆるところで発揮されています。彼のすごい所はイースト・ハーレム地区のレストラン、食料品店、地域の住民から約68のレシピを集めて紹介し、ヘルシーな食生活を送るためのヒントや食べ物の効用、料理を作って頂くことが肥満、糖尿病などの生活習慣病を予防する、という内容をまとめて"Go Green East Harlem Cookbook"を出版しました。ハーレムにはスペイン語を母国語とする住民が多く住んでいるため、英語とスペイン語の二ヶ国語で出版されています。この本の特徴はヘルシーな食生活を、ローカル(地産地消)食物を使って料理を作る事の楽しさと大切さを地域に届けるために出版されましたためか栄養分析などの詳細はなく、初心者には読みやすい料理本です。
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他にイースト・ハーレムのグリーン活動として取り上げられたのが2008年の10月に女優のベッド・ミドラー設立のニューヨーク修復プロジェクト”New York Restoration Project (NYRP)”がイースト・ハーレム住民に本物のグリーンスペースでリラックス、ガーデニングを楽しんでもらうために"The Target East Harlem Community Garden" - イースト・ハーレムを対象にしたコミュニティーガーデンをオープンさせました。5000平方フィートのガーデンには風力タービンとソーラーパネルが使われ、雨水を使って新鮮な野菜や植物を育てています。またこのガーデンは地域住民に残飯を堆肥化することを薦めており、ガーデン内にコンポスト(堆肥用)のビンが置かれ、地域のリサイクル活動にも協力しています。
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by NewYork Times

イースト・ハーレム地区の改善を目で実際に見ていると数人の力で小さな所から変えていくことがとても効果的であると実感しています。小さな変化が積み重なると人々の健康問題の解決につながるだけではなく地球環境もやさしいことを忘れてはいけませんね。

*Go Green East Harlem Cookbook
http://www.amazon.com/Go-Green-East-Harlem-Cookbook/dp/0979047536

*New York Restoration Project
http://www.nyrp.org/

*The Target East Harlem Community Garden
415-417 E 117th street (on 1st Avenue), New York, NY
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by asakofoodtoeat | 2009-04-11 06:05 | 環境: Environment
1909年に設立されたコロンビア大学教育大学院の栄養プログラム。先日行われた100周年記念のイベント"Restoring Balance: New Visions for Food and Activity - "に出席してきました。栄養プログラムは"Department of Health & Behavior Studies"(健康&行動研究学部)の一つで栄養プログラムの修士課程は栄養教育、公衆衛生、応用生理学と栄養(運動と栄養)、公衆栄養教育の4つに分かれています。ちなみに博士課程は栄養教育、公衆栄養、行動栄養学の3つに分かれています。私が在籍していたのは栄養教育プログラムです。栄養に関連して教授法から臨床まで幅広く学びました。
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この写真は1904年に食と栄養の化学研究で子供達がガーデニングをしている様子。きれいなお洋服を着てガーデニングがかわいいと思いませんか?
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By Program in Nutrition Teachers College, Columbia University
今回の100周年記念イベントの参加者は約300人。スピーカーは14人。栄養プログラムの歴史にはじまり、マンハッタン区(ニューヨーク市)の区長Scott Stringer氏の未来のニューヨーク食政策、プログラムの名誉教授のJoan D Gussow先生の"Everybody Loves Peaches, but Nobody Loves Nutrients - 桃が好きな人は多いけれど、栄養素を愛する人はいない"、運動がしやすい環境づくりに力をいれているサンディエゴ州立大学のJames Sallis教授、他はニューヨーク市、他州の栄養教育プログラムの紹介、などなど盛りだくさんでした。

このイベントのもう1つの楽しみはなんと言っても朝食、スナック、昼食です。私は在籍中に栄養プログラム関係の学会にいくつか出席しましたが、出される食べ物・飲み物に気を使っており、しかも全てローカル(地産地消)です。今回のイベントメニューは:
<朝食>
- ベーグル from Davidovich Bagel Factory (New York, NY)
- スコーン & マフィン from Teachers College's Culinart
- フェアトレードコーヒー from starbucks 
- 有機紅茶 from Tazo
- ミルク from Hudson Valley Fresh (Dutchess County, NY)
- 水 from New York Water Supply (Catskill Mountains, NY)
<スナック>
- りんご from Samascott Richards Orchards (Kinderhook, NY)
- チェダーチーズ & コルビーチーズfrom Millport Dairy (Lancaster County, PA),
- プレッツェル from Martin Handmade Pretzels (Theresa, NY)
フェアトレードコーヒー from starbucks 
- 有機紅茶 from Tazo
- ミルク from Hudson Valley Fresh (Dutchess County, NY)
- 水 from New York Water Supply (Catskill Mountains, NY)
<昼食>
- 黒豆玄米ごはんfrom Cayuga Pure Organics (Brooktondale, NY)
- 根菜のオーブン焼き 人参、カブ、スカッシュ(ウリ科)、スウィートポテト、ジャガイモ、たまねぎ from Stannard Farm (South Cambridge, NY), 芽キャベツ、にんにく from Dan Madura Jr. Farms (Pine Island, NY)、赤と紫ジャガイモ from Samascott Richards Orchards (Kinderhook, NY)
- 全粒穀物バケットのマッシュルームと豆のサンドイッチ
 全粒穀物バケット from Buon Pane and Focaccia (Secaucus, NY)
トマトチャツネ from Beth's Farm Kitchen (Stuyvesant Falls, NY)
白いんげん豆のペースト from Cayuga Pure Organics (Brooktondale, NY)
マッシュルームとほうれん草 from Dan Madura Jr. Farms (Pine Island, NY)
- デザート:アップルクリスプ from Samascott Richards Orchards (Kinderhook, NY)

食べるのに夢中になり写真を撮り忘れたのですが、全ておいしかった。ニューヨーク州、その近郊の食材を使ったレシピのお手本でした。
使用されたナプキン、お皿、フォーク、コップは全てリサイクル可能。以前行われた学会では全て陶器のお皿、コップ、シルバーのフォーク、ガラスのコップが環境を考えて使われたのですが、割る人が多かったため、今回はリサイクル可能のものに。

そして今回の新しい取り組みはごみの捨て方。箱が5つ置いてあり、紙コップ用、フォーク用、紙皿用、プラスチックコップ用、残飯&ナプキン用(紅茶のパックも含めて)に分けて捨てなくてはならなかったこと。これはずっと先生達の念願だったので、うれしい。残飯はコンポスト(堆肥)になります。
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このイベントを通してつくづく栄養の世界にいられることに誇りを持ちました。食べる事ができる、健康と感じられる事、そして何を食べるのか理解できるって素晴らしく、生きるのにとても大切なこと。楽しんで食事が出来る毎日に感謝です。このイベントのスピーカーについてはまだまだ続きます。
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by AsakoFoodToEat | 2009-04-10 03:01 | 栄養教育: Nutr Edu