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ニューヨークを中心とした食と栄養情報:過去のブログは「ニューヨーク食育&フード事情」http://ebis.nutritio.net/columbia/


by AsakoFoodToEat
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前回の続き、免疫力を高めてくれる食品の紹介です。
<免疫力を上げるパワーフード>
f0205909_11563523.jpg4.魚介類:牡蠣やロブスター、かに、貝などに含まれるセレニウムは。抗酸化作用も高く、組織の呼吸作用、白血球がサイトカインたんぱく質を生産するのを助けます。サイトカインはインフルエンザウイルスから体を守ってくれるたんぱく質の1つ。また、魚にはオメガ-3脂肪酸が多く含まれていて、炎症を抑えたり、気道の通気性をよくして、風邪や呼吸器の風邪から肺を守ります。セレニウムを含む食品は甲殻、貝類のほかに穀物、肉、鶏、乳製品。オメガ-3脂肪酸を含む食品は青魚、キャノーラオイル、クルミ、亜麻仁油など。

f0205909_1291570.jpg5.紅茶:紅茶に含まれるアミノ酸のL-テアニンは免疫を高める効きめがあり、紅茶のほかに緑茶にも含まれています。ハーバード大学の研究から1日に5カップの紅茶を二週間続けて飲んだ人は飲んでいない人に比べて血液中のウイルスと闘うインターフェロンが10倍も多かったとか。といっても1日に5カップ飲めるのもすごいですが・・・。

f0205909_11475626.jpg6.肉類、レバー、卵、穀物:これらの食品には免疫強化ミネラルとも言われる亜鉛がたっぷり含まれています。亜鉛は少しでも不足すると、白血球の発達などの重要な役割、バクテリアやウイルスから守ってくれる免疫システム細胞が弱まってしまいます。亜鉛をきちんと取らないと味覚障害、けがの治癒が遅い、インスリン活動を上昇できないなどがあります。また、気をつけなくてはならないのは摂りすぎは銅の不足にもつながるので気をつけて。

f0205909_1149421.jpg7.人参、かぼちゃ等:これらの野菜にはベーターカロチンがたっぷり含まれています。ベーターカロチンはビタミンAの前駆体です。皮膚、視覚にもよいといわれるビタミンAですが、皮膚の一部も免疫システムです。結合組織の生産において、ビタミンAは主要な役割を果たします。ビタミンAの前駆体であるベーターカロチンを多く含む人参、かぼちゃ、メロン、中がオレンジ色のサツマイモを食べると、体の中でビタミンAに変わります。

f0205909_1252474.jpg8.きのこ類:きのこ類は免疫力を高める栄養素、ビタミンB1,B2,D,そしてミネラル、食物繊維が豊富です。きのこ類は白血球の生産と増加の役割をします→感染症などにもよい。しいたけ、しめじ、えのき、まいたけ等、バランスよく食事に取り入れてみてください。


ハーバード大学研究
http://www.cbsnews.com/stories/2003/04/21/health/main550409.shtml

<i>写真提供: FDA, American Mushroom organization and All about USA
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by asakofoodtoeat | 2009-06-28 12:14 | 栄養:Nutrition
免疫は病気、感染、体にとって良くない侵入物を回避するために生物防御力を持っています。免疫に異常が生じたり、活動性が正常より低いと、医薬品や感染などが原因で病気になり易くなります(遺伝子病のこともあります)。

免疫力を低下させる要因は睡眠不足、栄養過多、偏食、運動不足、ストレス、老化、環境(排気ガス、食品添加物など)などがあります。私の経験上、ストレスを多く抱えていると、運動も健康的なバランスを摂れた食事をしていても自分は健康だと感じられなかったのですが(自分は健康だという意識を持つのも大事)、ストレスをなるべく感じないようにし、免疫力を高めるといわれる以下の食品を日々の食生活に取り入れるように努力をしたら、食べ物パワーを感じられたように思います。今回は免疫力を高めてくれるの8つの食品を2回に分けてご紹介します。

<免疫力を上げるパワーフード>
f0205909_5392391.jpg1.プロバイオティクス入りヨーグルト:生きた微生物+健康なバクテリアで人間の腸内微生物のバランスを維持、改善する働きを持ちます。腸内の自然構成要素であり、病原性がない、胃酸では死なないので、腸まで生きた状態で達します、そして腸粘膜に吸着しやすい。これらが腸内の環境を整えて、腸内フローラのバランスを保ちます。プロバイオティク入りのヨーグルトなど、食べ物から摂るのが一番ですが、サプリメントからでも摂取できます。元気な体作りのお手伝いをするプロバイオティクスについて数多くの研究が行われていますが、その1つ、スウェーデンの食品会社の社員181人にプロバイオティクス(Lactobacillus reuteriという種類)の溶液を二ヵ月半飲み続けたところ、白血球に刺激がみられ、飲まなかった社員よりも33%も病気欠が減ったそうです。では1日にどれくらい摂ればいいのか?Whole Foods Marketにいたサプリメントアドバイザーから聞いたところ、もし現在の腸内細菌を維持したい、予防目的なら10億菌株を週2~3回、又は1日1回40億菌株を摂取するのが望ましく、もし腸内感染や何か病気の治療目的なら50億~100億菌株を1日2~3回取るのが効果的です。ちなみにこの摂取量は大人用です。サプリメントではなく食べ物から摂るなら、ヨーグルト、しょうゆ、味噌などの発酵食品に含まれています。
f0205909_5414823.jpg2.雑穀(全粒穀物):雑穀には食物繊維の1つで抗菌作用、坑酸化作用をも持つベーターグルカンが豊富。風邪に効果のあるEchinacea(エキネシア)の抗酸化作用も高いのですが、ベーターグルカンはそれ以上の作用を持ちます。ベーターグルカンは人間の免疫力を高め、早期治癒、抗生物質の効き目をよくしたなどの研究が出ています。

f0205909_543503.jpg3.にんにく:滋養強壮によいといわれるにんにく。にんにくに含まれるアリシンが感染やバクテリアと闘う効能を持っています。イギリスの研究ではにんにくエキスを摂ったグループとプラシーボ(儀薬)を摂ったグループに分けて12週間行いました。結果はにんにくエキスを摂ったグループはとらなかったグループより2/3風邪を引く人が少なかったそうです。韓国人の親友から教えてもらったのですが、にんにくを良く食べる人は結腸癌や胃癌のリスクも低いそうです。1日2片を料理に使うのが効果的だそう。

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ファーマーズマーケットでたまに買うRonnyBrookのヨーグルト
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裏の表示を見ると下から3行目に「live culture」の表示が
免疫力パワーアップ食品の紹介はまだまだ続きます~

参考文献:
BioMed Central (2005, November 7). Workers On Daily Probiotics Less Likely To Take Time Off Sick. ScienceDaily. Retrieved June 21, 2009, from

http://www.sciencedaily.com¬ /releases/2005/11/051107075943.htm

http://www.betaglucan.org/A-C.htm

Garlic Prevents Common Cold
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/1575505.stm
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by asakofoodtoeat | 2009-06-22 05:59 | 栄養:Nutrition
f0205909_1513586.jpg以前、「ニューヨーク食育&フード事情」でも紹介をさせて頂いたコロラド州に拠点をおくララバー社の”LÄRABAR”。最近は同じくララバー社の“Jam Frakas”おやつに食べることが多いのです。というのはカロリーもサイズも”LÄRABAR”より小さいのと、お腹にどーんとたまらずにしかも満足できるので。このJamの意味は「Chewy-Gooey-Goodness of fruits, nuts and honey」で直訳すると「フルーツ、ナッツ、ハチミツを混ぜると歯ごたえがあり、ネバネバしていて、しかも栄養分たっぷり」。Frakasの意味は「the fun of whole-grain crispy rice – 全粒穀物のクリスプさが子供を喜ばせる」。原材料は全てオーガニックです。種類はチョコレート、バナナ、イチゴ、リンゴ、ピーナッツの5種類。

<Jam Frakasの特徴>
-全粒穀物使用
-トランス脂肪酸不使用: 脂肪分は体に良いナッツから
-グルテン、乳製品、大豆不使用
-高い果糖コーンシロップ不使用
-9-11種類のビタミン&ミネラルを含む
-塩分控えめ
-添加物なし
-コレステロールなし
-Kosher: ユダヤ教の戒律に適した調理方法で作られている
-チョコレート味に使われているココアはフェアトレードのもの
*グルテンが入っていないのはセリアック病やアレルギー持ちの人には本当にありがたいですね。

<ピーナッツ味の原料>
私が好きな味の1つ、そしてたんぱく質含有量はどの種類も少ないのですが、ピーナッツは他の種類よりも2gくらい多いので、運動後にいただきます。
-オーガニックピーナッツ
-オーガニックデーツ
-オーガニック玄米パフ(オーガニック玄米粉、オーガニックはちみつオーガニックレーズンの濃縮ジュースが原料)
-海塩
-オーガニックはちみつ
とてもシンプルですよね。これなら、自分でも作れそうですが、かわいいパッケージに惹かれて買ってしまいます。

栄養成分(1本28g中):
120 kcal, 脂肪分5g, コレステロール0mg, ナトリウム90mg, 炭水化物17g, 糖分10g, たんぱく質3g
*ちなみにカロリーが一番低いのはリンゴ味の90kcalです。
子育て中のみなさん、お子さんにどんなおやつを食べていますか?ポテトチップス、チョコレート菓子、ちょっと食べるだけで軽く100kcalは越してしまいますよね。アメリカに住んでいらっしゃったら、全てオーガニックの原材料を使用下、全粒穀物たっぷり、栄養たっぷりのおやつをお子さん(大人も楽しめます!) にどうですか?

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Jam Frakas
http://www.jamfrakas.com/

ニューヨーク食育&フード事情:お気に入り”LÄRABAR”
http://ebis.nutritio.net/columbia/2009/01/_larabar.html.
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by asakofoodtoeat | 2009-06-20 15:19 | 食べ物: Food
堆肥(コンポスト)とは生ごみなどの有機物を微生物、バクテリアによって生物分解した肥料のことです。私が食育プログラムを行う際には必ずコンポストについても触れるようにしています。ミミズコンポストなどは家庭でできます。通気性のよい所で行わなければなりませんが。コンポストを行うことでごみの減量化や土壌の改良につながります。

<理想的な循環型生活>
地元農家から新鮮な食材を購入→料理する→生ごみはコンポスト容器へ→土に返して肥料にする→農家に返す(農家からの食べ物だから)や家庭菜園に使用する。

コンポストは窒素を豊富に含む有機物(N-Groupとします)炭素を豊富に含む有機物(C-Groupとします)、水と酸素が混合してできます。N-GroupとC-Groupの割合は同等にしなければ、以下のような問題が出てしまいます。
-N-Groupが少ない:分解の速度が遅くなる
-C-Groupが少ない:悪臭が出る

食育プログラムで料理をしたら、その生ごみを使ってミミズコンポストの作り方を説明します。正直最初はミミズを扱うのに抵抗があったのですが、子供たちがあまりにも喜んで参加してくれるので、いつの間にかフォビアはなくなっていました。料理教室の途中でコンポストにする生ごみを分ける時に「この食べ物はコンポストできるの?」という質問が多く、忙しいとたまにわからなくなってしまう自分のためにも今回はミミズコンポストの作り方ではなく、コンポストできるもの、できないものをご紹介します。

<コンポストできるもの○>
☆N-Group☆
野菜&果物(ジャガイモの皮など), コーヒー豆のカス, ティーバッグ, 枯れていない葉っぱ&植物, 刈った草, 雑草, 花, 海草, 羽毛, 馬糞, ハムスターやウサギなどの小さな動物の糞, コーンスターチ, 腐ったジュース, 古くなった小麦粉、シリアル, スパイス, 豆類
☆C-Group☆
落ち葉, 萎びた植物, わら&干草, 松葉, 小枝&木片, おがくず, 卵の殻, とうもろこしの穂軸, パン&穀物, 木灰, 古くなった腐葉土, 食事のかすを拭き取ったペーパータオル&紙ナプキン, ドライフラワー, 野菜や果物が入っていたダンボール, 木の実の殻

<コンポストできないもの×>
肉&魚のくず, チーズ&乳製品, 脂肪&油を多く含んだ食べ物, 犬猫の糞, 猫のトイレ, 大きな枝, 防腐剤を含んだ木材, 侵入性雑草, 種を含む雑草, 農薬で処理された植物&草, 異変した植物, 砂, 石炭&木炭, 色つき&光沢紙, プラスチック, ガラス, 金属類

きちんと分けてみると、普段食べているもののほとんどがコンポストできますね。食べ残しは残念ながらコンポストしません、というより肉、魚、乳製品を野菜と調理したものなど、コンポストできるものとできないものが混ざってしまっているので、出来ないことの方が多いのです。

私も一時は生ごみを取って置いて学校(私の通っていた大学院の栄養教育プログラムで働いていた所のオフィスにはコンポスト容器が置いてあるのです)に持って行っていたこともありましたが、野菜や果物の皮などをタッパーにとっておいて冷蔵庫に入れておく場所をとるのが困難になったので止めてしまいました。コンポスト容器を自宅におくことも考えたのですが、なかなか実践できずにいます。私にはバイオ式生ごみ発酵消滅機http://www.sinkpia-j.co.jp/index.htmlが必要みたいです、贅沢は言えませんが。家庭菜園でも始めたらもっと積極的になれるかもしれませんね。

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食育プログラムでコンポスト作りに参加する子供達
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ミミズを見つけて手のひらにNYC Compost Project
http://nyc.gov/html/nycwasteless/html/recycling/composting-in-nyc.shtml
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by asakofoodtoeat | 2009-06-18 06:49 | 環境: Environment
f0205909_6412683.jpg先日、ブルックリンにある有機栽培(オーガニック)の食材をデリバリーしてくれるUrban Organic(アーバン・オーガニック)のスタッフと話す機会がありました。大量にオーガニックの野菜や果物を仕入れるので、消費者にも安く提供でき、有機栽培なので地球にもやさしい、そして配送もしてくれるので時間もセーブできる「Save Money, Save The Planet, Save Time」のが魅力的。確かに値段はとてもリーズナブル。

オーダー用紙には3段階に分かれている箱の種類(The Little Box $24.99, Value Box $34.99, Extra-Value Box $44.99)、そしてジュース・ボックス(16ozのジュース10本のみ$34.99)を選べます。そして欲しくない野菜や果物も3つ選択できます。入っている野菜や果物は人参、ほうれん草、ケール、インゲン、ロメインレタス、タンジェリン、ボスクペア、ブロッコリー、紫ジャガイモ、バナナ、リンゴ、バレンシアオレンジ、マンゴ。Value BoxとExtra Value Boxをオーダーすると、トマト、ズッキーニ、グレープフルーツも入ってきます←季節や事情によって変わり、毎週違う野菜が届くそう。

野菜や果物の他にも乳製品、卵、大豆製品、パン、スパイスなどが購入できますが、オーガニックの乳製品の会社「Horizon Organic」と「Organic Valley」の製品などスーパーでも購入できるものです。

そして、リンゴ、グレープフルーツ、たまねぎは各3 lbs (約1.5kg)入り、人参、オレンジ、ジャガイモは各5 lbs (約2.5kg)入りと、バラでも購入できます。

私は地元農家支援でなるべくファーマーズマーケットで野菜を購入しますが、季節ものだけなので、品数が限られてしまうので、Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)や他のスーパーでオーガニックの食材を買うこともありますが、やっぱり高い。そう考えると、アーバン・オーガニックの食材は郵送料がかかりますが、それでもリーズナブル。

f0205909_6432437.jpgタイトルや「すっごいおいしいのですが・・・・」となっているのは、スタッフの人と話した時にりんごを試食しました。ファーマーズマーケットのりんごのシーズンはもうすぐ終わりなので、リンゴの種類によっては痛んでいたり、あまり美味しくなくなってきたので、アーバン・オーガニックのりんごは本当に美味しかったのですが、ニュージーランド産と聞いて複雑な気持ちになってしまいました。有機農業はもちろん地球環境の保護にもつながるけれど、ニュージーランドからニューヨークまでの輸送距離を考えると、相当な二酸化炭素排出量になります。1回オーダーしてみようかと思ったのですが、ニューヨーク近郊からではないのと、夏のファーマーズマーケットは多くの違う野菜や果物が販売されるので、やっぱりこの夏もできるだけ、地元農家を応援することにしました。

スーパーでオーガニック、そうでない食材も買うことがあるので、完璧な農家支援家ではありませんが、意識は持ち続けたいと思います。でもオーガニック食材を少しでも安価で多くの人に提供したいというアーバン・オーガニックの志は素晴らしいと思います。
興味のある方は是非オーダーしてみてください。

Urban Organic Brooklyn NY
http://www.urbanorganic.com/
Horizon Organic
http://www.horizonorganic.com/
Organic Valley
http://www.organicvalley.coop/
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by asakofoodtoeat | 2009-06-17 06:46 | 食べ物: Food

どの砂糖を使う?

f0205909_2191681.jpgみなさんはどの種類の砂糖を使っていますか?私も料理によって使い分けていますが、アメリカ生活と日本生活での使用する砂糖は違います。
砂糖はさとうきび、砂糖大根(甜菜)の2つが主な原料です。他にも果糖、はちみつ、メープル(サトウカエデ)、パームシュガー(サトウヤシ)、サトウモロコシ….があります。


サトウキビが原料の砂糖は単糖類:白砂糖、きび砂糖、三温糖、黒砂糖
-消化吸収が早い、重要なエネルギー源
-血糖値の上下が激しい
砂糖大根が原料の砂糖は多糖類:甜菜糖・オリゴ糖
-消化・吸収に時間がかかり、消化されない多糖もあり、食物繊維として使われる
-血糖値の上下が緩い

<私がよく使う砂糖>
ケーンシュガー(Cane Sugar):さとうきびの糖。なるべく精製されていない有機ケーンシュガ(Unrefined Organic Cane Sugar)を使っています。有機農法で栽培されたさとうきびから作られた砂糖で精製されていない分、ミネラルを多く含みます。100g中に含まれる主要栄養成分はカルシウム39mg、鉄分2.5mg。カロリーは364kcal。
ブラウンシュガー(Brown Sugar Dark/Light):ブラウンシュガーは茶色いので黒砂糖より精製された砂糖と思い込んでしまいませんか?実はモラセス(廃糖蜜-原料はさとうきび又は砂糖大根)という砂糖を精製する時に発生する糖分以外の成分も含む黒褐色の液体を白砂糖に加えたもの。つまり、キャラメル色に色付けされた砂糖です。Dark Brown Sugarは6.5%モラセスを含み、Light Brown Sugarは3.5%モラセスを含んでいます。
ナチュラルブラウンシュガー(Natural Brown Sugar):Raw Sugarとも言われていて、さとうきびの初搾りで作られた糖です。お店ではTurbinado Sugar, Muscovado, Demerara Sugarがナチュラルブラウンシュガーです。栄養成分ですが、米国農務省の栄養データ情報から得られた情報は“ブラウンシュガー”なので、カルシウム分はたぶんナチュラルブラウンシュガーのほうが多く含まれていると思います。カロリーは100g380kcalでカルシウム83mg, マグネシウム9mgが豊富に含まれています。
白砂糖(White Sugar)とグラニュー糖(Granulated Sugar):白砂糖とグラニュー糖はお菓子作り(ショートケーキなど)の時にたまに使います。カロリーは384-387kcal、カルシウムはたった1mg含まれています。
黒砂糖:日本にいた時は頻繁に使っていましたが、アメリカだと手に入りにくいのであまり使いませんが、栄養価が高く、カロリーは100g中に354kcal, カルシウム240mg, マグネシウム31mg,鉄分4.7mg。たんぱく質とビタミンB1、B2、ナイアシンも微量ですが、含まれています。
和三盆:これも日本で使います。大好きな品のよい(高価なのでそう感じるのかもしれませんが)。カロリーは380kcal, カルシウムはブラウンシュガーと同じ位で83mg。
はちみつ:ファーマーズマーケットやニューヨークのローカルはちみつが大好きです。カロリーも100g中294kcalと他の糖分よりも低い。その代わり、カルシウム含量は2mgと低い。
メープルシロップ:サトウカエデから搾られたシロップ。これもファーマーズマーケットで購入することが多く、マクロビオティクのお菓子を作る時に多く利用。カロリーは354kcal, カルシウム90mg,マグネシウム19mg,鉄分1.6mg。
☆今回は紹介しませんでしたが、日本では三温糖やてんさい糖もよく使っていました。

精製度の低いナチュラルブラウンシュガーや黒砂糖を使うのは体に必要なミネラルを考えてのこと。アルカリ性のミネラルが不足すると、体内のpHが酸性に傾き、カルシウムが失われ、主に骨や歯の健康に障害が出ます。いくら精製度が低く、ミネラルが多く含まれていても摂りすぎには気をつけてください。

参考文献
Sugar Association
http://www.sugar.org/consumers/15_calories.asp
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by asakofoodtoeat | 2009-06-14 17:18 | 栄養:Nutrition
f0205909_5492427.jpg運動前後に食べるお気に入りのエネルギー・バーの1つ、CLIF社が1% For The Planet (1% フォー・ザ・プラネット)の参加企業であることを知り、うれしくなりました。同じお金を支払うのなら、少しでも環境保護貢献ができる方がいいですよね。

1% For The Planetはお気に入りのパタゴニア社を通して知りました。自然環境保護に貢献するビジネスの奨励を目的とする非営利団体はパタゴニア社の創設者であるイヴォン・シュイナードとブルー・リボン・フライズ社のオーナーであるクライグ・マシューズによって設立されました。

1%の意味は?
私達個人が環境保護を懸念するのもとても大事なことですが、ビジネスの状態が地球環境問題に直接影響することを理解しなければなりません。これを理解した企業が1% For The Planetに参加し、社会的/環境的にも革新的な団体のメンバーとして年間の売り上げの1%を寄付することにより、草の根環境保護団体の活動を真剣に支援してもらうのが目的です。環境に対する真剣な取り組みを行えば、消費者からの信頼と認識を得ることができます。

この団体のメンバーになっている食品会社やレストランが使用する原材料は持続的農業から採れたものであり、他にも環境教育を消費者に提供するなどの活動を行っています。カルフォルニア州バークレーにあるアリス・ウォーターの経営する「Chez Panisse」もメンバーです。日本からのメンバーも豊富で、私が最近注目していて東京に帰った時には参加してみたい東京を自転車に乗ってツアーを提供するTokyo Great Cycling Tourなども参加しています。

小さな社会・環境保護に貢献が積み重なり、それが大きな影響を及ぼします。買い物をする時、この商品を買うことで環境保護、社会貢献ができているのかな?などと、ちょっと気にしてみてください。

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CLIF社のエネルギー・バー↑とその袋の裏に記されている1%For The Planetのマーク↓
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★栄養・食インフォ:CLIF社のエネルギー・バー:nectar(ネクター)
オーガニックのドライフルーツとナッツで作られた砂糖なしのバー。
1本(45g) :170カロリー、脂肪6g、炭水化物29g、食物繊維4g、たんぱく質3g、糖分18g
原材料:オーガニックデーツ、アーモンド、オーガニックアプリコット、オーガニッククランベリー、オーガニックリンゴ濃縮ジュース。

1% FOR THE PLANET
http://www.onepercentfortheplanet.org/en/

パタゴニア(日本語)
http://www.patagonia.com/web/jp/home/index.jsp?OPTION=HOME_PAGE&assetid=6297&slc=jp_JP&sct=JP

Patagonia Inc. (米国)
http://www.patagonia.com/web/us/home/index.jsp?OPTION=HOME_PAGE&assetid=1704

CLIF Bar & Company
http://www.clifbar.com/

Chez Panisse
http://www.chezpanisse.com/

Tokyo Great Cycling Tour
http://www.tokyocycling.jp/index.html
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by asakofoodtoeat | 2009-06-03 06:26 | 環境: Environment
f0205909_2545782.jpg「ローカル・フード」とは地元で取れた食べ物のことで、日本では「地産地消」と呼ばれることが多いようです。人々に地元の持続的農家から食べ物を購入するように薦めるローカル・フード運動(地産地消運動)は会社農業の増えだした1960年代後半から始まったようです。私もなるべくメリットの多いローカル・フードをファーマーズマーケットで購入することを心がけていますが、少ないけれど、デメリットもあります。昨日ファーマーズマーケットの農家の人と少しお話ができたので、ちょっとまとめてみました。

メリット:
1.新鮮でおいしい:地域の風土にあった農産物がつくられているのでおいしい。輸入食品や遠くで採れた食べ物は消費者に届く前に卸売店に保管されたり、薬品処理が行われた後に輸送される+輸送距離も長いので新鮮度や栄養価が落ちる。
2.食品の安全性:地元の農家は名前を伏せることができないので、消費者の事を考えて、責任を持たなくてはならない→信頼関係が生まれる。
3.農家の生物学多様性の保持:近代農業は市場価値が高く収益を上げられる米、小麦、大豆、とうもろこしなどの特定作物に生産が偏っている、均等の栽培方法などが生物学多様性を喪失している。小規模農家は多くの種類の作物を長期に渡って収穫できる(例えばかぼちゃ類とスナップピーなどの豆類と同時に栽培される=複作農業)、同時に違った作物を栽培すると土壌を通じて、お互いの栄養分を補給し合える。土地の生産性は低いが、土壌の劣化を防ぐのに有効であり、もし病害虫の発生や気候問題があった時に近代農業のような単作農業は全滅の危機に瀕する。複作農業は壊滅的な被害を受けにくく環境の維持が可能です。
4.小規模農家への支援:農家から作物を購入することは農家への支援につながります。農家は仲介者を通さずに済むので小売価格全体を受け取ることができ、農家の所有地を保持する支援ができる。
5.コミュニティーのつながり:農家から直接購入することは、生産者と消費者の間に伝統的な関係が生まれます。農家の人と知り合いになることで、食べ物への感謝の気持ちがさらに増えますよね。
6.環境と野生生物への対応:遠方の作物が消費者に届くまでに船や飛行機を使って運び、それからトラックを使わなければなりません。輸送エネルギーや冷蔵/冷凍過程から過剰なCO2を排出していることになります。そしてよく管理された農家は肥沃度、きれいな水を保護します。これらは野生生物の保護にもつながります。
7.未来への投資:地元の農家をサポートすることで、私たちの明日、未来への食べ物を安全に確保できます。

デメリット:
1.季節の食べ物、一定の地域内での農産物の種類には限度がある。大学院の「栄養生態学」の授業でジョアン教授は夏の間に採れたたくさんのトマトでトマトソースを作り、冬にトマトスープ、トマトスパゲティ作るなどの工夫をしていると話していたのを忘れません。
2.輸出国、都道府県の農業経済が不振になる。

f0205909_2561133.jpgデメリットはあってもやはりメリットが多いローカル・フード。次の世代に新鮮な土壌、環境、作物を残したい、農家を支援したいと心から思うので、これからも私のローカル・フード購入は続きます。

Pride of New York
http://www.agmkt.state.ny.us/ap/prideofny/pride_index.html
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by asakofoodtoeat | 2009-06-02 03:01 | 食べ物: Food